ミラン、開始9分間で痛恨の2失点! 上位直接対決でナポリに1-2敗戦 本田は5試合連続出番なし

2点ビハインドのミラン、前半37分にクツカのゴールで1点差に縮めるも…

 日本代表FW本田圭佑が所属のACミランは、現地時間21日のリーグ戦第21節、本拠地ナポリ戦で1-2と敗戦を喫した。ベンチスタートの本田に出番はなく90分を終え、いまだ2017年に入ってから出場機会を得られていない。

 ミランは前半の早い段階で立て続けに2点を失った。前半6分、敵陣深くまで攻め込んだところから一気にカウンターを受け、わずかパス2本でフィニッシュまで持ち込まれ、FWロレンツォ・インシーニェの強烈な左足シュートでゴールを破られた。さらに同9分には、MFドリース・メルテンスのパスに抜け出したFWホセ・カジェホンが角度のないところからGKジャンルイジ・ドンナルンマの股間を抜くシュートを決め、ミランは一気に0-2のビハインドを背負った。

 ミランの反撃は同37分、ナポリ最終ラインでのパス回しにMFマリオ・パサリッチとMFユライ・クツカが2人でプレッシャーを掛けてボールを奪うと、そのままクツカがゴールに流し込んで1-2とした。ビハインドを1点に縮めて前半を終えた。

 後半に入ると比較的ミランがナポリ陣内に攻め込む回数が増えたが、パサリッチの決定的なヘディングシュートがクロスバーに嫌われるなどしてゴールが奪えない。カウンターのピンチもドンナルンマの好セーブで凌ぐと、迎えたアディショナルタイムには敵陣でのFKにドンナルンマが攻撃参加。FWスソの上げたクロスに合わせてヘディングシュートを放ったが、ナポリGKホセ・マヌエル・レイナの牙城を崩すには至らず、そのままタイムアップ。開始9分間で痛恨の2失点を喫したミランは、上位対決でナポリに1-2で敗れ、勝ち点差を広げられる結果になった。

 

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