南野がエリア内で転倒「いやPKだろ」 危険タックル被害→退場誘発も話題「怒り止まらない」

モナコの南野拓実【写真:Getty Images】
モナコの南野拓実【写真:Getty Images】

1アシスト、相手のレッド誘発の大活躍

 フランス1部ASモナコの日本代表MF南野拓実は、現地時間2月11日のリーグ・アン第21節で躍動。1アシストと相手の退場誘発シーンもあり、3-2の勝利に大きく貢献した。前半にはペナルティーエリア内で倒される場面もあり、試合で見せ場を多く作った南野に、ファンも注目している。

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 日本代表としてアジアカップで5試合出場した南野は、クラブに戻って2月4日の第20節ル・アーブル戦(1-1)で途中出場、8日のカップ戦も先発し後半16分までプレーした。過密日程となるなか、ニース戦でもスタメンでピッチへ。この日は多くの見せ場を作っている。

 まずは前半24分、相手ペナルティーエリア内で浮き球を受けようとした南野が相手との接触で転倒。モナコ側はPKを主張するも、レフェリーの笛は吹かれずVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入もなかった。

 それでも1-1で迎えた後半4分、右サイドでパスを受け右足で上げた綺麗なクロスをMFデニス・ザカリアが押し込んで勝ち越しゴールを演出。数分後には中盤でルーズボールの対応の際にニースDFダンテの蹴り足が南野の左膝あたりに直撃し、悶絶して倒れ込む。

 当初ファウルの判定はなかったが、このプレーでモナコ選手たちとニース選手がヒートアップする事態に。最終的にはVARからのリコメンドがあり、主審がオンフィールドレビューを実施し接触を確認。ダンテが先にボールに触れたものの、足裏を見せた極めて危険なタックルと判断され、後半8分にダンテに1発レッドカードが提示された。

 後半33分でピッチを後にした南野。チームは3-2と点の取り合いを制して、アウェーで貴重な勝ち点3をゲットしている。スポーツチャンネル「DAZN」公式YouTubeチャンネルの公開したハイライト映像では、試合後に南野がチームメイトに抱きかかえられるシーンもあり「抱えられてるのかわいい」「コアラ南野」といった声が寄せられている。

 またペナルティーエリア内で倒された疑惑の場面には「いやPKだろ」「タキのやつPKじゃない?」「審判ニースよりすぎん?」といった意見も。レッド誘発シーンでは「タキ足大丈夫かな」「ダンテへの怒りが止まらない」「やめて」といった不安のコメントを送るファンもいた。

 モナコ公式サイトによると、このゲームで南野はシーズン10得点に関与(5ゴール5アシスト)したことになるという。攻守両面に加え、試合後の風景でも脚光を集める日本人MFは、すっかりチームの中心的存在となっている。

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