アジア杯話題の中国人主審は「絶対的な主役」 母国紹介「後半ATの日本のファウルに正確な判断」

アジアカップの決勝を裁くマー・ニン主審【写真:ロイター】
アジアカップの決勝を裁くマー・ニン主審【写真:ロイター】

マー・ニン主審をはじめ、カタール対ヨルダンは中国人のセットで担当

 アジアカップの決勝戦は、2月10日に開催国カタール対ヨルダンのカードで行われる。準々決勝の日本対イランを裁いた馬寧(マー・ニン)氏が中国人としては初めて決勝の主審を務めるなか、中国大手メディア「SOHU」は「後半アディショナルタイムの日本のファウルなど、すべてを把握し、正確な判断を下した」と紹介している。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で計37試合、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)でもジャッジを務めたマー・ニン氏。決勝では副審の周飛(チョウ・フェイ)氏と張誠(チャン・チェン)氏とともに、中国人のセットで試合の判定に臨む。

 マー・ニン氏と言えば、準々決勝の日本対イランでも主審を務め、イランの決勝点直前にFWアリレザ・ジャハンバフシュのスローインがファウルスローだったのではないか、という議論でも話題となった。

 中国大手メディア「SOHU」は、「マー・ニンはアジアカップという最高の舞台で絶対的な主役となった」と称賛。「これまで審判を務めた試合の多くで、流れをコントロールする上でほぼ完璧な仕事をこなしてきた。韓国代表FWソン・フンミンがペナルティーエリア内に飛び込んでPK獲得を狙った場面や、後半アディショナルタイムの日本代表(DF板倉滉)のファウルなど、マー・ニンはすべてを把握し、正確な判断を下してきた」と伝えている。

 2月10日のカタール対ヨルダンで、マー・ニン氏がどのようなジャッジを見せるかにも注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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