古橋亨梧の「能力を阻害」 今季“ペースダウン”の理由を英指摘「苦しんでいる」
元レンジャーズMFハリデー「リーグタイトルも手から滑り落ちる可能性がある」
スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧は、今シーズン公式戦31試合に出場して11得点3アシストを記録している。今季からセルティックを率いているブレンダン・ロジャーズ監督の下でも中心選手となっているが、元レンジャーズのMFアンディ・ハリデーは、古橋が苦しんでいると指摘した。英メディア「TBR Football」が報じている。
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昨季のリーグ戦36試合で27得点を挙げて得点王やMVPに輝いた古橋は、今季の得点ランクも6位と上位に入る。しかし、過去2シーズンと比べると、ゴールを挙げるペースは落ちている。
そうした状況にハリデーは「私はハイライトや試合も時々見ているが、おそらく彼には最大でも1、2、3回くらいしかチャンスが訪れない。現在のセルティックの戦い方に、苦しんでいるのだと思う」と、自身の印象を語った。
前回のレンジャーズとのオールドファーム(2-1)でも決勝点を挙げて、活躍を続けている古橋だが、記事では「昨シーズンの得点王とMVPを獲得したゴール数を超えることができないのは明白だ」と、伝えた。
そしてその要因について、「この日本代表戦士にとって助けが不足している状況も、確実に彼の得点能力を阻害している。ジョタの移籍やリエル・アバダの負傷もあり、アンジェ・ポステコグルー監督時代のような協力を得られていない。またFW前田大然もアジアカップに行っていることもあり、アシストをすることもできない」とし、「ロジャーズ監督が460万ポンド(約8億6000万円)の男に再び火をつける方法を見つけられなければ、リーグタイトルも手から滑り落ちる可能性がある」と警鐘を鳴らした。
(FOOTBALL ZONE編集部)