アフリカ杯で「恐ろしい事件」 会場騒然のカンフーキック退場劇に海外驚き「恐怖」

アフリカ・ネーションズカップで衝撃のカンフーキック退場劇が発生【写真:Getty Images】
アフリカ・ネーションズカップで衝撃のカンフーキック退場劇が発生【写真:Getty Images】

アフリカ・ネーションズカップ・赤道ギニア対ギニアで衝撃場面が発生

 コートジボワールで行われているアフリカ・ネーションズカップは決勝トーナメントに突入。史上最多7度の優勝を誇るエジプトが敗退し、ナイジェリアやコートジボワールなどが勝ち上がったなか、16強で敗れた赤道ギニアの選手がカンフーキックで退場処分を受ける衝撃場面が発生し、海外メディアが熱視線を送っている。

 英紙「ザ・サン」が「ブルース・リーも顔負けの恐怖のカンフーキックで退場処分」と見出しを打ち注目した場面は、1月28日の決勝トーナメント1回戦・赤道ギニア対ギニアで起きた。0-0のまま迎えた後半10分、赤道ギニアDFフレデリック・ビコロが大きくボールを蹴った際、左足裏が相手FWモハメド・バヨの脇腹付近に直撃した。

 キックを受けたバヨは、そのままピッチに倒れ苦悶の表情に。両チームの選手がその場に駆け付け一時、会場が騒然となったなかで、危険行為によりビコロにはレッドカードが提示され退場処分に。数的不利になった赤道ギニアは終了間際、“被害者”のバヨに劇的弾を決められ、0-1で敗れた。

 危険プレーの一部始終を「ザ・サン」紙は「恐ろしい事件」として詳細を報道。「解説者の1人は、これを『カンフーのようなフォロースルー』と評し『ブルース・リーが自慢していたかもしれない』と冗談交じりに語った」と綴るなど、驚きを持って伝えていた。

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