堂安律の「素晴らしいアイデア」 小野伸二も称賛のビタ止めトラップ→ループシュート
後半16分の決定機のシーンを日本代表OBの槙野氏と小野氏が高評価
森保一監督率いる日本代表は、1月24日に行われたアジアカップのグループリーグ第3戦でインドネシアを3-1で下し、グループ2位通過で決勝トーナメント進出を決めた。今大会初先発で後半41分までプレーしたMF堂安律はゴールこそなかったが、後半16分の決定機は元日本代表MF小野伸二氏からも「素晴らしいアイデア」と称賛された。
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試合は前半6分のPKをFW上田綺世が沈めて日本が先制に成功。後半7分にも堂安の持ち上がりからMF中村敬斗を経由して堂安が折り返し、上田がファーサイドで仕留めて追加点。後半43分には相手のオウンゴールで3-0とリードを広げ、終盤に1点を返されたものの、勝利を収めた。
この日、4-1-4-1の右サイドで先発出場した堂安は、先制のPKにつながる見事なスルーパスを通し、上田の2点目もアシスト。試合後には、「戦術どうこうではなく、球際や気持ちで欠けていると思っていた。エンブレムを付けている誇りを持って戦った」と力強く語った。
そのなかで、後半16分には最終ラインからのロングボールに抜け出した堂安が巧みなトラップで足元に収め、飛び出していた相手GKエルナンド・アリの頭上を狙ってループ気味にシュート。惜しくもポスト右に外れたが、試合の解説を務めた元日本代表DF槙野智章氏が「シュートまでは100点。完璧だった」と称えれば、現役時代に“天才”と言われた小野氏も「見てください。このアウトサイドの(トラップ)。素晴らしいアイデアですね」と評価していた。
堂安には1月31日に行われる決勝トーナメント1回戦での活躍にも期待が懸かる。
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