アーセナル3トップに「重大な問題」 マンU英雄が“欠陥”指摘「いつか彼らを苦しめる」

アーセナルの3トップについてギャリー・ネビル氏が言及【写真:ロイター】
アーセナルの3トップについてギャリー・ネビル氏が言及【写真:ロイター】

元マンUネビル氏、アーセナル3トップの連係不足を指摘

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは今季プレミアリーグでリバプールと首位争いを演じている。リーグ最少失点の堅守がチームを支えている一方で、攻撃面で課題が見えているという。

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 アーセナルは18試合を終えた時点で12勝4分2敗。1試合消化の多い首位リバプールと勝点2差の暫定2位に付けている。

 ここまで16失点とリバプールと並んでリーグ最少失点を誇るなど守備陣は安定感を見せている一方、元イングランド代表で、解説者のギャリー・ネビル氏は「the Gary Neville Podcast」で3トップの連係に課題があると指摘している。

「アーセナルの新たなフロントスリーは偉大なものになる可能性を秘めている。だが、今はいいコンビネーションができていない。これは重大な問題だ。最高のフロントスリーはセンターフォワードとワイドの選手がうまく絡みながらプレーする。(リバプールでは)サラー、フィルミーノ、マネは3人がうまくリンクしていた。私たちがプレーしていた全盛期のマンチェスター・ユナイテッドも前線で2人の選手がうまくつながっていた。前線の選手がうまく連動しているとDFは対処が難しくなる。だが、マルティネッリ、ジェズス、サカが連動しているのはあまり見たことがない」

 ネビル氏はリーグ制覇を成し遂げたリバプールや古巣マンチェスター・ユナイテッドを引き合いに出し、前線のアタッカー陣がうまく連動することで相手に与える脅威がさらに大きくなると語った。そして「そのことがいつか彼ら(アーセナル)を苦しめることになる」と攻撃陣のコンビネーションの改良は必要不可欠だと強調していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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