マンU低迷にクラブレジェンドが本音「見るのが苦しい」 “ライバル”シティの躍進に悔しさも吐露

OBが古巣に言及【写真:ロイター】
OBが古巣に言及【写真:ロイター】

黄金期に活躍したヨーク氏が言及

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ敗退となるなど今季も苦戦が続いている。クラブのレジェンドである元トリニダード・トバゴ代表FWドワイト・ヨーク氏は「ユナイテッドを見るのが苦しい」と古巣への本音を吐露している。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 歴代最多20度のプレミアリーグ優勝経験を誇るユナイテッドだが、最後にそのトロフィーを掲げたのは2013年。10年以上もリーグタイトルから遠ざかっている。昨季からチームを率いるエリック・テン・ハフ監督の下でもなかなか浮上することはできておらず、今季はCLのグループステージ最下位で敗退という屈辱も味わった。

 90年代後半、ユナイテッドの黄金期に主力選手として活躍したヨーク氏はクラブの迷走っぷりに苦言を呈している。

「(ウナイ・エメリ監督の下でアストン・ビラが好調なことを受けて)エリック・テン・ハフにも同じことを期待していた。彼はいいスタートを切った。(国内カップで)2度決勝に進み、そのうちの1つ(リーグカップ)で優勝してチームをCLに導いた。クラブを前に進める男がやってきたと思った。だが、彼は反対の方向に進んでしまっている。彼はお金を使い、選手を連れてきた。それなのにヨーロッパからは敗退するという矛盾が起きている。彼らにとっては壊滅的な打撃になるに違いない」

 そして、ヨーク氏は「ユナイテッドを見るのが苦しい」との本音もこぼしている。昨季はマンチェスター・シティがイングランド勢としては1998-99シーズンのユナイテッド以来となる3冠(プレミアリーグ、CL、FAカップ)を達成。ライバルクラブが一時代を築く一方で、低迷が続く古巣の試合を見るのが苦痛に感じるようになっていたようだ。憎らしいほどの強さを誇った“赤い悪魔”の復活はいつになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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