ポポヴィッチ監督、鹿島就任で佐野海舟と再会へ “オバトレ症”の心配もフットボールダイレクター「問題ない」

鹿島の佐野海舟【写真:徳原隆元】
鹿島の佐野海舟【写真:徳原隆元】

日本での経験は豊富なポポヴィッチ氏が鹿島の新監督に就任

 2023シーズンを5位で終えたJ1鹿島アントラーズは12月21日に記者会見を行い、来シーズンからの新監督としてランコ・ポポヴィッチ氏が就任することを発表した。これまでにポポヴィッチ監督は大分トリニータ、FC東京、セレッソ大阪、FC町田ゼルビアを率いており、日本での経験は豊富な監督だ。

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 ポポヴィッチ監督の就任が報じられるようになってから、話題の1つに挙がっていたのが、日本代表にも選出されたMF佐野海舟との関係性だった。2人は町田時代の2019年から3シーズンにわたって共闘しており、佐野は中心選手としてプレーしていた。しかし、佐野はオーバートレーニング症候群に悩まされたこともあり、一部に2人の関係性を心配する声も挙がっている。

 だが、吉岡宗重フットボールダイレクターは、両者にも当時の状況や互いの関係性について確認をとっており、心配はなく、むしろポジティブな再会になると判断したようだ。

「佐野海舟とも2回ほど話はしましたが、ポポヴィッチの指導が要因というよりは、ほかにもいろんな要因があったと聞いています。佐野海舟自身も、すごく分かっている監督でもありますし、『好きな監督』と言っています。ポポヴィッチにも佐野海舟の話をしたところ、やはり自分が求めるボランチ像の選手は佐野海舟と言っている。2人の関係については問題ないと思っていますし、お互いの話を聞いてもそれは間違いないので、海舟にとっては戦術をより良く知っている監督なので、より自分の力を発揮しやすい環境になるのではないかと思っています」

 今シーズンの活躍から、日本代表にも招集されて国際Aマッチデビューを果たした佐野。ポポヴィッチ監督にも成長した姿を見せ、さらなる飛躍につなげたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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