CL決勝トーナメント1回戦はアジア杯決勝から中3日の2月14日に行われる

　2023-24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメントの組合せ抽選会が12月18日にスイスのニヨンで行われた。日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダはフランスのパリ・サンジェルマン（PSG）との対戦が決定。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、来年2月14日に予定されている第1戦について「アジアカップ決勝に日本が到達する可能性があったため、誰もが望んでいなかった相手で避けたかった相手と対戦することになった」と報道した。久保のアジア杯参加について「最終リストに彼を含めるかどうか確認すべき」と指摘している。

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　ソシエダは10シーズンぶりに参戦したCLで、インテル、ザルツブルク、ベンフィカと同居したグループステージに臨み、クラブ史上初の首位通過が決定。20シーズンぶりの決勝トーナメント進出を手繰り寄せた。

　そして、決勝トーナメント1回戦がPSGに決定。「ムンド・デポルティーボ」紙は「アジア杯決勝に日本が到達する可能性があったため、誰もが望んでいなかった相手で避けたかった相手と対戦することになった。（決勝の）予定は2月10日。トーナメントと決勝戦はカタールで行われるため、日本のスターはこの決戦に出場する可能性がある」と、日本がアジア杯の決勝に進んだ場合、久保が招集される可能性を伝えた。

　大陸選手権は、招集に拘束力があるため、アジア杯メンバーに選出されれば、クラブは応じなければいけない。そのため、「まず最初に、（アジア杯の）最終リストに彼を含めるかどうか確認すべきだ」と指摘。さらに「なぜなら、選手自身が所属チームであるレアルの目標の大きさと欠場する試合の多さに対して疑問を抱いていたからだ」とした。

　チームの絶対的な存在である久保はCL8強入りに向けて欠かせない戦力なだけにソシエダにとっても頭を悩ませている問題のようだ。