フットサルW杯2024の予選も兼ねた大会

　アジアサッカー連盟（AFC）は12月14日に、来年4月17日から28日にかけてタイで開催されるAFCフットサルアジアカップ2024の組み合わせ抽選会を行った。大会連覇を目指すフットサル日本代表は、タジキスタン、韓国、キルギスタンと同じグループCに入っている。

　2024年に開催されるフットサルアジア杯2024は、同年にウズベキスタンで開催されるフットサル・ワールドカップ（W杯）2024の予選も兼ねている。アジアからの出場枠は5枠となっているが、W杯開催国がウズベキスタンとなっているため、成績上位4チームがW杯の出場権を獲得することになる。ウズベキスタンが4強に入った場合は、決勝トーナメント1回戦敗退チームによるプレーオフを行い、5位を決定する。

　AFCフットサルアジア杯2024の組み合わせは下記の通り。
■グループA
タイ、ベトナム、ミャンマー、中国
■グループB
ウズベキスタン、サウジアラビア、イラク、オーストラリア
■グループC
日本、タジキスタン、韓国、キルギスタン
■グループD
イラン、クウェート、バーレーン、アフガニスタン

　日本はグループCの首位通過を目指すことになり、W杯の出場権をかけた準々決勝では、グループDの2位と対戦することになる。グループＤでは、アジアで圧倒的な強さを誇るイランの首位通過が有力であり、いずれも実力国のクウェート、バーレーン、アフガニスタンのいずれかとの対戦が予想される。

　フットサル日本代表は14日、このアジア杯に向けた強化の一環としてフットサルアルゼンチン代表と大田区総合体育館（東京）で国際親善試合を行う。また、17日にも四葉アリーナ十勝（北海道）でアルゼンチンと試合を行い、2023年の活動を終了する。