三笘薫VS仏代表クラウス「興味深いデュエル」 ELでのマッチアップを専門家期待「最も安定したディフェンダー」
首位の座を懸けて激突する
イングランド1部ブライトンは現地時間12月14日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ最終節で首位の座を懸けてフランス1部マルセイユと対戦する。日本代表MF三笘薫とフランス代表MFジョナタン・クラウスによるサイドのマッチアップが注目ポイントとなりそうだ。
ブライトンは3勝1分1敗の勝点10で現在グループBの2位。3位AEKアテネとの勝点6差がついており、グループ突破は確定している。首位のマルセイユとは同1差のため、この最終戦が首位攻防戦となる。ELではグループ首位が自動的にベスト16のトーナメントへ進むが、2位の場合はUEFAチャンピオンズリーグのグループ3位チームとのホーム・アンド・アウェー方式のプレーオフを戦うことになる。
英地元メディア「Sussex World」ではフランスサッカー専門家のジェレミー・スミス氏が試合の注目選手についてコメントしている。マルセイユで今季公式戦12得点しているガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン以上に重要な選手として右サイドで存在感を放つクラウスの名を挙げ、ブライトンの左サイドで攻撃の起点となる三笘とのマッチアップについても言及した。
「今季のオーバメヤンは決定機を外す場面はあるが、直近4試合ではアヤックス戦(11月30日)のハットトリックを含む7得点を決めるなどゴールを量産している。だが、私が最も影響力がある選手だと感じるのはフランス代表の右ウイングバック、ジョナタン・クラウスだ。彼はチームで間違いなくチームで最も安定したディフェンダーであると同時に最もクリエイティブなアタッカーでもある。ブライトンの三笘と左サイドバックとのマッチアップは興味深いデュエルになるだろう」
三笘はELで5試合に出場している。得点はまだないが、第2節マルセイユ戦(2-2)でアシストを記録している。この大一番でチームを勝利に導くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)