鎌田大地、イタリアでの不遇「立場は良くない方へと…」 海外メディアが指摘「今後もベンチが続く可能性が高い」
ここまで公式戦17試合1ゴール
イタリア1部ラツィオの日本代表MF鎌田大地は、今シーズン新天地で十分な出場機会を得られていない。不遇となっている現状について、海外メディアも「鎌田大地はどうなった?」と考察を展開している。
2022-23シーズン限りでドイツ1部フランクフルトを退団してフリーになった鎌田。新天地候補として欧州各国の強豪クラブの名が浮上していたなかで、ラツィオへ完全移籍となった。移籍当初は出場する機会も多く、第3節のナポリ戦(2-1)で移籍後初ゴールを奪ったものの、次第に出場機会が減少。ここまで公式戦17試合1ゴールにとどまっている。
そんな鎌田について韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」が現状の立ち位置について報道。「ベンチから出発する試合が多くなっている」と、出場機会の減少に至った経緯を辿った。
「鎌田は日本の新エースだった。フランクフルト時代にはチームを2度目のUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に導くなどフル稼働していたが、昨年のワールドカップ以降、状況は一変した」
鎌田は2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表として出場していたが、本来のパフォーマンスを出せず。翌年夏の移籍市場でACミラン、ドルトムントなど移籍候補が多数挙がったなかで、ラツィオへと完全移籍する。
記事では「ラツィオで当初はスタメンとして調子を上げていたが、第4節のユベントス戦以降、活躍が続かなかった」と徐々にベンチスタートが増え始めた時期を指摘。「MFのバランスを崩した主犯格とされ、やがてルイス・アルベルトのバックアップとして出てくるようになった。現状の立場は良くない方へと進んでいる」と浮上のきっかけが掴めていないことを伝えている。
それでも同メディアは「今後もベンチが続く可能性が高い」と予想しつつ「チャンスを与えられた時に持ち味を発揮して初めて、鎌田は生き残れるだろう」と少ない出場機会を逃さないことが重要だと持論を展開していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)