鹿島の“バルサ風”新ユニフォームがスペインでも反響 地元紙「不審になるくらい似ている」

クラブW杯でレアルに善戦し親近感も?

 確かに昨シーズンのバルサのファーストユニフォームは、通常は青とエンジの2色を縦に配色するところを、横縞にしたデザインだった。カラーリングの細部こそ違えど、鹿島のユニフォームサプライヤーがバルサと同じナイキ社であることにも触れられており、「ニッポンのクラブはバルセロナもそうだし、リーガ2部Bで戦うリャグステーラをもインスパイアされる」と、赤と青の横縞を用いているクラブの名前を記している。

 スペインから遠く離れた日本のクラブのユニフォームがこのように取り上げられるのは、12月に行われたFIFAクラブワールドカップでの準優勝があってこそだろう。また、決勝戦で鹿島が延長戦にもつれ込む激闘を繰り広げた相手は、レアル・マドリードである。宿敵を追い詰めた鹿島に対して、「アスルグラナ(青とエンジ)」のチームカラーで知られるバルサファンが、ちょっとした親近感を持っているのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ナイキ●写真 photo by Nike

 

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