アーセナル冨安は「何者なんだ」 前半2アシスト…約15年ぶり「セスク以来」の記録に脚光「これはすごい」
前半2アシストはアーセナルで「セスク・ファブレガス以来」
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間11月29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節のRCランス(フランス)戦(6-0)で2アシストをマークする活躍を見せた。前半のみのプレーだったが、冨安のこの活躍は「セスク・ファブレガス以来」だという。
右サイドバック(SB)として先発出場した冨安は、3-0で迎えた前半27分、相手からプレッシャーを受けるなかで自陣から左サイドへロングボールを供給。これを受けたブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリがペナルティーエリア内まで運び、見事なゴールを決めた。さらに同アディショナルタイム1分、右サイドを猛スピードで駆け上がった冨安のクロスから、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの5点目を演出した。
前半45分のみでベンチへ下がった冨安。チームはその後1点を追加して6-0の快勝を飾ったなか、データ分析会社「オプタ」公式X(旧ツイッター)によると「前半時間帯に2つのアシストを記録したアーセナル所属選手は、2008年10月のセスク・ファブレガス以来」だと報じている。
元スペイン代表の名手以来のこの記録にはファンも「やばすぎ」「まじかよ!」「冨安何者なんだ」「DFでこれはすごい」といった賛辞の声も届いていた。なお、好調だった冨安が前半で下がったのは、「休養のための交代」と、ミケル・アルテタ監督が言及しているという。アーセナルはグループB首位での突破が確定。ベスト16へと駒を進めており、今後も冨安の攻守にわたるプレーは、必要になっていきそうだ。
page1 page2