甲府、ACLで打ち合い演じ3-3ドロー決着 J2初のグループ突破を懸け最終節へ

鳥海芳樹のゴールで一時勝ち越しもドロー決着【写真:Getty Images】
鳥海芳樹のゴールで一時勝ち越しもドロー決着【写真:Getty Images】

国立競技場でメルボルン・シティ(オーストラリア)と対戦

 ヴァンフォーレ甲府は11月29日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第5節のメルボルン・シティ(オーストラリア)戦を国立競技場で行った。ここまで4試合を終えて、2勝1分け1敗でグループ首位に立っている甲府にとって、勝てば他会場の試合結果によっては、グループ首位通過も決まる一戦となる。

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 対戦するメルボルン・シティは、甲府とともに勝ち点7で並んでいるが、国内リーグでは不振が続いており、ラド・ヴィドシッチ監督を解任したばかり。11月1日からは、サンフレッチェ広島でもプレー経験のあるアウレリオ・ヴィドマー氏が指揮を執っている。

 甲府はJ2リーグでJ1昇格プレーオフ進出を逃し、約2週間ぶりの公式戦となる。ここまではターンオーバーで戦ってきたが、この試合はその必要性もなく、MF長谷川元希やFW三平和司ら、ここまでACLで先発していなかった選手たちも、スタメンで出場している。

 ここまでホームでのACLは2連勝中の甲府だが、前半5分にエリア内までボールを運ばれると、DFカラム・タルボットに豪快な左足シュートを決められてしまい、早くも1点ビハインドとなってしまう。しかし、甲府も3分後に右サイドでFKを得ると、長谷川がゴール前にクロスを入れる。これは相手にはじき返されるが、エリア内でクリアーボールを拾ったDF三浦颯太が縦に仕掛けてクロスを上げると、DF井上詩音がヘッドで合わせて同点に追いついた。

 その後、両チームが責め合う展開となる。メルボルンは前半33分にFWジェイミー・マクラーレンのヘディングがポストを叩く。甲府も前半35分にはエリア内で三浦がアフター気味に相手選手に倒されたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックでもファウルは認められずにプレー続行となった。

 迎えた前半44分、甲府は後方からのロングボールに反応したMF鳥海芳樹が、最終ラインの裏を取り、GKジェイミー・ヤングの鼻先で体を投げ出しながらシュートを放つ。高く上がったボールは、しっかりとゴールに決まり、甲府が逆転に成功した。前半のアディショナルタイムにも、FWピーター・ウタカからのパスを受けた長谷川がシュートを放つ決定的な場面を作ったが、リードを広げることはできずに2-1のままハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると1点を追うメルボルン・シティが反撃に出る。後半12分には、相手のクロスがDF三浦颯太の手に当たり、VARチェックの結果、メルボルン・シティにPKが与えられた。このPKをMFトルガイ・アルスランに決められて、甲府は2-2の同点に追い付かれてしまう。

 甲府は後半18分にウタカとMF林田滉也に代えて、FWクリスティアーノとMF松本凪生をピッチに送り出す。その直後だった。GK渋谷飛翔のフィードを相手に拾われると、速攻を受ける形となってFWマリン・ヤコリシュにボレーシュートを決められて再び逆転されてしまう。

 守備を固めるメルボルン・シティに対して、甲府が攻め込んでいったが後半37分のDF松本凪生のシュートがGKに防がれ、直後のFW宮崎純真のボレーシュートも右サイドに外れた。それでも攻め続ける甲府は、後半40分に宮崎がヘディングで同点ゴールを決め、3-3の同点に追い付いた。

 最後まで勝ち越しゴールを目指した甲府だが、このまま得点は動かずに3-3で試合は終了。今後は史上初のJ2クラブによる決勝ラウンド進出を懸け、グループ最終節のブリーラム戦(アウェー/12日)に臨む。

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