久保建英、S・ラモスと好勝負! セビージャ戦で存在感を発揮、ソシエダは2-1で接戦制す

セビージャ戦に出場した久保建英【写真:Getty Images】
セビージャ戦に出場した久保建英【写真:Getty Images】

ホームでセビージャと対戦、前半2ゴールで優位に

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間11月26日、ホームでラ・リーガ第14節のセビージャ戦に臨み、2-1で勝利した。日本代表MF久保建英はスタメン出場し、切れのあるドリブル突破やパスで存在感を示した。

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 ソシエダは国際Aマッチウィークによる中断前のアルメリア戦(3-1/アウェー)で3試合ぶりに勝利。ホームで連勝を狙ったなか、14位に低迷するセビージャを相手に幸先良い立ち上がりを見せる。

 前半3分、左サイドで得たフリーキックをMFアンデル・バレネチェアが右足で狙うと、ニアサイドに放たれたシュートは相手GKマルコ・ドミトロビッチが一度はセーブするも足に当たりゴール。記録上、オウンゴールとなった。

 さらに前半22分にはFWウマル・サディクがゴラッソ弾で加点する。ハーフウェーライン付近でボールを持つとそのままドリブルで敵陣へ。ゴールまでおよそ25メートル付近から右足を振り抜いたシュートが見事にゴールへ突き刺さった。

 リードを2点に広げたソシエダは、その後も主導権を握りセビージャゴールへと迫る。前半44分には、右サイドを抜け出した久保にボールが渡りペナルティーエリア内からシュートを放つも得点はならず、2-0でハーフタイムを迎えた。

 後半もサディク、久保らにボールを集めて攻勢に出たソシエダだったが同15分、サイドからのクロスをFWユセフ・アン=ネシリに頭で押し込まれて失点。その後も攻め込まれる場面を度々作られ、嫌なムードが漂う。

 ソシエダは状況打開を図るべく、ベンチスタートだったMFミケル・オヤルサバルらをピッチに送り込む。すると後半31分、久保が味方とのパス交換で右サイドを突破し、エリア内からチャンスを迎えるも、左足シュートはGKの正面に飛んだ。

 久保は終盤、DFセルヒオ・ラモスとの対峙で好勝負を演じる場面も。後半38分にはパスカットから速攻に転じ左足シュートを放つも、シュートはGKがキャッチ。この直後の同40分に、久保は途中交代になった。

 試合はこのまま終了し、ソシエダは1点のリードを最後まで守って、リーグ戦2連勝を飾った。

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