120分の死闘の末に大宮が湘南を撃破

　また、NACK5スタジアムで行われた大宮アルディージャと湘南ベルマーレの一戦は死闘になった。大宮がMF泉澤仁のゴールで先制すると、後半開始早々に湘南のDF奈良輪雄太が2枚目のイエローカードで退場に追い込まれた。それでも湘南は、MF菊地俊介のゴールで追いつき延長戦に持ち込んだ。すると延長前半の開始早々に、湘南はFW藤田祥史のゴールでリードを奪った。

　数的不利のなかで必死に守る湘南に対し、大宮は延長後半に主将のDF菊地光将が2ゴール。さらにDF大屋翼が追加点を挙げて4-2とし、120分間の激闘の末に勝利を収めた。

　準決勝は29日に開催され、横浜FMと鹿島がヤンマースタジアム長居、川崎と大宮が日産スタジアムで対戦する。そして、勝ち残った2チームは、2017年の元日に吹田スタジアムでの決勝戦へ臨む。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web