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今季の欧州5大リーグで“最多得点”は優勝を保証せず? 前半戦で首位に立つのはわずか1チーム
スペイン紙が特集 リーグ最多得点で首位はバイエルンのみ
サッカーの醍醐味と言えばゴール。特に近年は優秀なアタッカーと連動したパスワークを標榜したチームが増えた印象が強いが、今季の欧州主要リーグを見ると、リーグ最多得点チームがほとんど首位に立てていないという興味深いデータを、スペイン紙「マルカ」が報じている。
「ゴール数は2016-17シーズンのリーグタイトルを保証しない?」とのタイトルで報じられた同記事は、リーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエA、リーグアンのいわゆる「欧州5大リーグ」の12月22日時点での最多得点チームを紹介している。しかし、このなかでリーグ最多得点で首位に立っているのはバイエルン(38得点)だけとなっている。
まずリーガだが、最多得点はバルセロナの41ゴールとなっている。今季も「MSNトリオ」を中心に得点を量産しているものの、首位レアル・マドリードに勝ち点3差をつけられている。レアル(40得点)がFIFAクラブワールドカップを戦った影響で1試合少ない状況ではあるが、レアルが14失点に対してバルサは16失点と、失点数ではレアルに軍配が上がっている。
プレミアの最多得点チームはユルゲン・クロップ監督率いるリバプールの41得点だが、失点数は20を数えている。そのリバプールに勝ち点6差をつけているチェルシーは、得点数こそ35にとどまるが失点数はわずか11。破竹のリーグ11連勝は手堅い守備がベースであることを証明している。また、セリエAではナポリが最多となる40得点を奪いながらも3位。首位ユベントス(36得点)に勝ち点差7をつけられている。
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