前田の先制アシスト取り消し セルティックOBがオフサイド判定を批判「間違っている」
前田がオ・ヒョンギュの先制ゴールをアシストするもオフサイドで取り消し
スコットランド1部セルティックは11月4日、スコティッシュ・プレミアシップ第12節でロス・カウンティと対戦し、3-0で勝利した。先発出場した日本代表FW前田大然は先制点をアシストしたかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、オフサイド判定で取り消し。しかし、セルティックOBはオフサイド判定を判断する瞬間が「間違っている」と指摘している。
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試合は前半10分、ロス・カウンティDFジェームズ・ブラウンがペナルティーエリア手前でセルティックFWヤン・ヒョンジュンを倒してイエローカード。足首にスパイク裏が入っていたこともあり、その後のVARチェックでレッドカードに代わり、セルティックは早々に数的優勢に立った。
セルティックは前半31分、先発出場した前田が右サイドから上げたクロスを韓国代表FWオ・ヒョンギュがスライディングシュートで押し込んで先制点を決めたかに思われたが、VARの介入により、パスに抜け出した前田がオフサイドだったとして、ゴールが取り消された。
英紙「デイリー・レコード」によれば、2000~06年にセルティックでプレーした元イングランド代表FWクリス・サットン氏は「正しい瞬間で判定されていない。間違っている」と指摘。英衛星放送「スカイ・スポーツ」も謝った角度で判定されたと言及している。
セルティックは前半アディショナルタイムにスコットランド代表MFデイビッド・ターンブルが先制点、後半にも2ゴールで加点して3-0で勝利したが、前田としてはアシストが消える形となり、複雑な白星となってしまった。