リバプール、鎌田獲得の動きも「代理人が移籍破談の背景を告白」 海外メディア説明「動かないわけがない」

ラツィオの鎌田大地【写真:ロイター】
ラツィオの鎌田大地【写真:ロイター】

今夏ラツィオに加入した鎌田 リバプールは「争奪戦に名を連ねていた」

 リバプールは今夏の移籍市場で中盤の大刷新を行った。日本代表MF遠藤航も加入したなか、海外メディアは同MF鎌田大地の獲得に乗り出していたと指摘しており、代理人のコメントを紹介している。

 リバプールは開幕前、MFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョを含めた中盤5人が退団。代わって、MFアレクシス・マック・アリスター、MFドミニク・ソボスライ、MFライアン・フラーフェンベルフ、そして遠藤を獲得し、中盤の大刷新を行った。チームはリーグ戦10試合で4位とまずまずのスタートを切っており、現時点で改革は順調と言える。

 そんななか、海外メディア「Football365」は「セリエAのデュオがクロップ監督と計7300万ユーロ(約116億7000万円)で契約を交わす可能性があったと、代理人が移籍破談の背景を告白」と見出しを打ち、「イタリアの代理人によると、リバプールはナポリのピオトル・ジエリンスキとラツィオの鎌田大地の争奪戦に名を連ねていた」と取り上げている。

 ジエリンスキについては「29歳となった彼は2024年に契約が切れるため将来が不透明な状況にあるが、代理人のジャンルカ・ディ・カルロ氏は『2年前にリバプールに移籍していたかもしれない』と語った」と説明しており、最終的にはナポリへの忠誠心を優先した背景を振り返っている。

 そして、鎌田に関しては「ディ・カルロ氏はラツィオ加入前に、リバプールが彼の争奪戦に参戦していたと確信している。『フリートランスファーの立場で、ミラン、リバプール、べフィカ、レアル・ソシエダなど、多くのクラブが彼の獲得に動いていた』と言及していた」と綴っている。

 また、ディ・カルロ氏が「ラツィオがいち早く契約に漕ぎつけたが、多くのクラブが動かないわけがない。結局のところ、我々が話しているのは、通常なら2700万〜2800万ユーロ(約43億2000万円〜44億8000万円)の価値がある選手だ」と語っており、フリートランスファーでの獲得がいかに得であったかを強調していた。ラツィオとは短期契約と伝えられており、再び争奪戦が繰り広げられるのか注目が集まる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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