南野拓実が「不用意なパス」 モナコを苦しめた“60メートル級”ゴラッソに現地注目「並外れたロング弾」

モナコでプレーする南野拓実【写真:Getty Images】
モナコでプレーする南野拓実【写真:Getty Images】

19歳MFカマラにパスカットされハーフ手前からロングシュートを決められる

 フランス1部ASモナコは現地時間10月22日、リーグ・アン第9節でメスと対戦し2-1の逆転勝利を収めた。日本代表MF南野拓実はスタメン出場したなか、失点関与の場面に現地メディアも反応している。

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 右ウイングでスタメン出場した南野だったが、前半4分に失点に絡んでしまう。相手陣内で短いパスを受けた南野が、MFユスフ・フォファナへ返そうとしたバックパスを狙われボールを奪われる。すると約60メートルの距離から、メスMFラミネ・カマラに超ロングシュートのゴラッソを叩きこまれて失点してしまう。

 それでもモナコは、ロシア代表MFアレクサンドル・ゴロヴィンの一撃で息を吹き返す。まずは前半42分、左でボールを受けたゴロヴィンがカットインから右足一閃。見事なミドル弾で試合を振り出しに戻す。

 さらにエンド変わった後半10分、ペナルティーエリアから10メートルほど離れたやや右の位置から直接フリーキックをゴロヴィンが沈めて2-1と勝ち越した。南野もヘディングでのシュート、カウンターの場面でペナルティーエリア内華麗なターンから右足を振り抜きゴールを狙う。しかし惜しくも相手GKにセーブされ得点とはならなかった。

 後半34分までプレーした南野はノーゴールに終わったが、序盤の失点関与にはフランスの国際ニュース専門チャンネル「France 24」も言及。「50メートルを超える並外れたロング弾。19歳のカマラが南野拓実の不用意なパスをインターセプトし、本能と技術に裏打ちされた見事なゴール」と衝撃のロングゴラッソのシーンを振り返っている。

 味方との連係で生まれた失点シーンはあったものの、それでも勝ち切り今もなおリーグ・アンの首位に立つモナコの底力は、ここまで継続しているようだ。

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