ブライトン三笘、指揮官がチームとの関係性について言及 「全体のパフォーマンスによって苦しむことがあると思う」
21日にシティとの大一番を控える
イングランド1部ブライトンのMF三笘薫は体調不良のために10月シリーズの日本代表戦には参加しなかった。10月21日に王者マンチェスター・シティとの大一番を控えるなか、ロベルト・デ・ゼルビ監督が三笘の状況について語った。英メディア「The Argus」が報じている。
今季の三笘はここまで公式戦11試合に出場し、3得点4アシストをマーク。特にプレミアリーグでは開幕からの6試合で3得点3アシストと結果を残し、チームの攻撃を牽引してきた。
しかし、1-6の大敗を喫した第7節アストン・ビラ戦や2-2のドローに終わった第8節リバプール戦、そして0-1で敗れたリーグカップ3回戦のチェルシー戦などここ最近の試合ではやや低調なパフォーマンスだったこともあり、調子が下降気味との指摘もある。
UEFAヨーロッパリーグ(EL)第2節マルセイユ戦(2-2)ではアシストも記録したが、ブライトンは現在4試合勝利から遠ざかっている。デ・ゼルビ監督は三笘がチーム全体のパフォーマンスに影響を受けていると語っていた。
「三笘やパスカル・グロス、ルイス・ダンクは我々にとって最も重要な選手たちかもしれないが、彼らも1人の選手であり、ほかの選手がいいプレーができなければ苦しむだろう。彼(三笘)はチーム全体のパフォーマンスによって苦しむことがあると思う」
切れ味鋭いドリブルを武器に独力で局面を打開する力を持つ三笘とはいえ、それも周りのサポートがあってこそだ。チームとして機能していない状況では持ち味を最大限に発揮できない試合もあると指揮官は話していた。ここ数試合は左サイドで三笘と好連係を見せるエクアドル代表DFペルヴィス・エストゥピニャンが負傷離脱していたことも三笘のパフォーマンスに影響を及ぼしていた可能性もありそうだ。
20日には2027年6月までの契約延長も発表された三笘。シティとの大一番ではどのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)