久保建英の再獲得へ「レアルがロドリゴ放出も…」 玉突き移籍の可能性をスペイン指摘

久保建英を巡って玉突き移籍が発生?【写真:Getty Images】
久保建英を巡って玉突き移籍が発生?【写真:Getty Images】

ソシエダで今季8試合5得点、久保のレアル復帰報道に現地見解

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、昨シーズンの開幕前にレアル・マドリードから完全移籍した。しかし昨シーズン、さらに今シーズンの活躍からレアルが再獲得するのではないかと報じられている。スペインメディア「OK Diario」は、久保を獲得する場合にはブラジル代表のアタッカーを放出する可能性もあると伝えている。

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 久保のレアル復帰の可能性は以前から度々浮上したなかで、外国人枠(3枠)をFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、DFエデル・ミリトンのブラジル人主力3選手が占めていたことから、レアルは昨夏に久保を放出。しかし、ブラジル代表トリオがスペイン国籍を取得したことで、久保の再獲得に問題はなくなっている。

 ソシエダで才能を開花させた久保について、記事では「今シーズンの久保はヨーロッパサッカーのセンセーショナルの1つとなり、数々の記録を残している。8試合で5得点という数字は、リーグで最も結果を出しているウイングの1人になっている。レアルでは、ベリンガムだけがこの記録を上回っており、ホセルと並んでいる。ヴィニシウス、ロドリゴ、ブラヒム・ディアスも、素晴らしいスタートを切った日本人の数字には及ばない」と、報じている。

 そして、「もし、レアル・マドリードが久保を獲得する場合は、キリアン・ムバッペを補強する移籍金を捻出するために、ロドリゴの放出も考えるかもしれない。ブラジル人の市場価値は1億ユーロ(約157億円)に近く、レアルにとっては経済的に重要な意味を持つことになる」と、玉突き移籍が起こる可能性も伝えている。

 ソシエダと久保の契約には6000万ユーロ(約94億円)の契約解除条項が含まれているが、レアルは移籍金の50%を受け取る契約を結んでおり、久保の獲得には、2700万ユーロ(42億円)を支払わなければいけないという。「もちろん、久保の市場価値はロケットのように爆上がりしており、シーズンを通して素晴らしいパフォーマンスを見せ続ければ、6000万ユーロの移籍金はヨーロッパ中のビッグクラブにとって格安となる。そうすれば、彼のクオリティーだけではなく、年齢や将来を見越して喜んで支払うだろう」と、現在の活躍が続けば、オファーが殺到することもあると見ているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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