名門マンU、久保獲得レース参戦と海外メディア報道 来夏補強へ「狙いを定めている」
今季ラ・リーガで躍動、ベリンガムら抑え9月月間MVPを受賞
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の去就に関する新たな情報が持ち上がっている。スペインメディアは、イングランド1部の名門マンチェスター・ユナイテッドが来夏獲得に関心を示し「チーム強化のために新進気鋭のタレントに狙いを定めている」と伝えている。
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ソシエダ在籍2シーズン目の久保は、今季ラ・リーガ8試合で5ゴールと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、8戦8発のイングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。
そうした活躍ぶりから、スペインでは来季の去就報道が度々報じられ、現地メディア「fichajes」はプレミアリーグの名門ユナイテッドが獲得に強い関心を示していると報道。「来夏の移籍市場へ向けて、チーム強化のために新進気鋭のタレントに狙いを定めている」という。
サッカーメディア「The hard tackle」も「マンチェスター・ユナイテッドが久保建英の獲得レースに参加」との見出しで報道。イングランド代表MFジェイドン・サンチョやブラジル代表FWアントニーが期待外れに終わっていることから「久保は彼らに代わる完璧な選手であり、長い目で見ればキープレーヤーとなり得る」と見解を伝えている。
一方、久保の去就を巡っては、昨季まで保有していた古巣のレアル復帰の噂も度々浮上。同クラブはソシエダが将来的に売却する場合の専売権(他クラブがソシエダにオファーを出した場合、それと同じ条件で優先的に購入できる権利)および、移籍金50%のキャピタルゲインを得る権利を保持している。
久保との関係性が完全に絶たれていない状況もあり「fichajes」は「交渉を複雑にしている」とも指摘されるなか、ソシエダと2027年まで契約を結ぶ久保に浮上したユナイテッドからの関心は、今後新たな展開を見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)