J2静岡ダービー、清水が乾の決勝ゴールで磐田撃破! 残り4節で自動昇格圏の2位浮上

清水が乾貴士のゴールで1-0の勝利【写真:Getty Images】
清水が乾貴士のゴールで1-0の勝利【写真:Getty Images】

IAIスタジアム日本平で2位磐田と3位清水が激突

 J2は10月7日に各地で第38節を行い、IAIスタジアム日本平では3位の清水エスパルスと2位のジュビロ磐田による静岡ダービーが行われた。前節で順位が入れ替わった両チーム。今季のJ2は2位以内が自動昇格となり、ホームの清水が勝てば順位が逆転するという大一番だ。

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 リーグ戦で通算54回目の静岡ダービー。両チームサポーターの熱気がぶつかり合うなか、最初にビッグチャンスを迎えたのはアウェーの磐田だった。序盤から清水に攻め込まれる場面が多かった磐田だが、前半27分にFWジャーメイン良がDFをかわしてエリア内に侵入。左足でゴールを狙ったが、ボールはわずかに左へ外れていった。

 先に失点を免れた清水は、前半41分に先制点を挙げる。FWチアゴ・サンタナの縦パスがDFにカットされるが、元日本代表MF乾貴士がこれを拾ってシュート。DFに当たってコースが変わり、GKの逆を突く形でゴールに決まった。このゴールで清水が1点をリードして前半を折り返す。

 先制した試合は今シーズン18戦15勝3分と無敗の清水から同点ゴールを奪うべく、磐田は後半開始と同時にMF古川陽介を起用して攻撃に変化を加える。その後もFW後藤啓介を起用して、清水に圧力をかけようとする。一方、追加点を狙いたい清水も、後半32分には乾が再びミドルシュートでゴールを狙ったが、GKの好守に阻まれた。

 後半37分のセットプレーの際に磐田は、元日本代表MF遠藤保仁を起用。しかし、ゴール前で身体を張る清水の守備を崩しきれない。結局、前半の乾のゴールが決勝点となり、ホームの清水が1-0で勝利。清水がJ1自動昇格圏内の2位に浮上している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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