リバプール遠藤は「中盤で証明しなければならないことがある」 “勝負のレスター戦”に英紙注目「重圧に晒される」
遠藤はレスター戦でスタメン予想「規律のあるプレーが求められる」
イングランド1部リバプールは現地時間9月27日、カラバオカップ3回戦で2部レスター・シティと対戦する。日本代表MF遠藤航は先発に抜擢されると予想されているが、英紙は「レスター戦で3選手がプレッシャーに晒される」と見出しを打ち、遠藤について「中盤で証明しなければならないことがある」と指摘している。
今夏の移籍市場でアンカーで主力を務めていたブラジル代表MFファビーニョがサウジアラビア1部アル・イテハドに引き抜かれ、守備的MFの穴埋めとして遠藤に白羽の矢が立った。加入直後のプレミアリーグ第2節ボーンマス戦(3-1)で新天地デビューを飾り、第3節ニューカッスル戦(2-1)では初先発を飾るも、第4節アストン・ビラ戦(3-0)では後半42分から途中出場、第5節ウォルバーハンプトン戦(3-1)では出場なし、第6節ウェストハム戦で後半43分から途中出場と、直近の試合では厳しいポジション争いを強いられている。
英紙「デイリー・エクスプレス」は、「レスター戦で3選手が重圧に晒される」と見出しを打ち、過密日程を考慮して大幅なメンバーの入れ替えを敢行すると予想。今季はウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスとコロンビア代表FWルイス・ディアスが際立ったパフォーマンスを披露していることもあり、序列でやや劣勢にあるオランダ代表FWコーディ・ガクポとポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタについて「クロップに再び存在を思い出させたいと考えている」と、レスター戦は重要なアピールの場となる見解を示している。
そして、遠藤においても「エンドウは中盤で証明しなければならないことがある」と打ち出し、「強力な中盤を誇るレスターに対し、ポジションベースのアプローチを採用し、エンドウには規律のあるプレーが求められる」と指摘。「この3選手は、自分たちがリバプールの選手である意義を思い知らせる絶好の機会と捉えているはずだ」と締め括っていた。勝負のレスター戦で、遠藤はどのようなパフォーマンスを披露することができるのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)