功績を称えられた岡崎、アジアのレベルに危機感 「自分よりも優秀な選手を生み出さなければ…」

“水先案内人”として活躍を誓う

 昨季リーグ5ゴールに加え、攻守に絶大な運動量を見せた岡崎は、神懸かり的なゴールラッシュを見せたイングランド代表の快速FWジェイミー・ヴァーディの相棒として、いぶし銀のツヤを示した。だが、岡崎を超えるレベルのアジア人タレントが続々とプレミアや欧州で台頭しなければ、アジアフットボール全体の底上げにはならないと分析している。

 「僕やスパーズのソン選手、香川真司選手にとっては、とても重要なことに感じる。ハードワークして、欧州で活躍する新たなアジアのジェネレーションを招くことができる」と岡崎は語っている。アジア人選手が欧州で移籍するための水先案内人という意識を強くしているようだ。

「ファンや周りの人からのサポートにもすごく感謝している。アジアフットボールのレベルをもっと引き上げることができればいい」

 朴訥とした人柄の岡崎は、崇高な使命感を帯びながら毎試合、全身全霊を尽くしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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