アーセナルは「強敵を避けた」 CL組み合わせに英注目、グループBの4クラブは“優勝経験なし”
グループステージの組み分け抽選会が31日に行われた
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)組み分け抽選会が現地時間8月31日に行われた。日本代表DF冨安健洋が所属し、2016−17シーズン以来7季ぶりに出場となるイングランド1部アーセナルはグループBでセビージャ(スペイン)、PSV(オランダ)、スタッド・ランス(フランス)と戦うことが決まった。
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英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」はアーセナルの抽選結果について「有利なグループを引き当てた。ミケル・アルテタのチームは強敵を避けた」と報じた。
パリ・サンジェルマン(フランス)、ドルトムント(ドイツ)、ACミラン(イタリア)、ニューカッスル(イングランド)が同居するグループFが今季の“死の組”と目されるなか、アーセナルは比較的競争力の低いグループに入ったと見られている。
グループBは、名称が現在の「チャンピオンズリーグ」に変わって以降に優勝経験のあるクラブが不在で、CL優勝経験クラブが含まれていないのはほかにフェイエノールト(オランダ)、アトレティコ・マドリード(スペイン)、ラツィオ(イタリア)、セルティック(スコットランド)のグループEのみだった。
アーセナルは昨季のプレミアリーグで王者マンチェスター・シティに次ぐ2位となり、16-17シーズン以来となるCL出場件を獲得。過去最高成績は2005-06シーズンの準優勝だが、直近7度の出場は全てベスト16で敗退していた。鬼門となっている決勝トーナメント1回戦の突破を目指す。
セビージャは昨季UEFAヨーロッパリーグ(EL)を制し、CL出場権を獲得。17-18シーズンにはベスト8に進出したが、直近2シーズンはGSで敗退していた。PSVはプレーオフを勝ち抜いて18-19シーズン以来の出場。昨季フランスリーグ2位のランスは2002-03シーズン以来21年ぶりと久しぶりのCL参戦となる。