三笘薫、衝撃ドリブル弾を解説 スーパーゴール意識したのは「1人目を抜いたあと」
相手4人を突破する衝撃ドリブル弾が反響、得点シーンを本人回想
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ第2節ウォルバーハンプトン戦で1ゴール1アシストと躍動。とりわけ、今季初ゴールとなった相手4人を突破する衝撃ドリブル弾が反響を呼んだなかで、このゴールが生まれるまでの過程を、三笘自ら解説している。
三笘の今季初得点は、まさに圧巻だった。0-0で迎えた前半15分、左サイドでDFネルソン・セメドとのマッチアップで仕掛けると、左肩を引っ張られながらも加速して中央を突破。追いすがるMFジョアン・ゴメスをスピードで剥がし、さらにペナルティーエリア付近で寄せてきた2人もぶち抜くと、最後は右足でフィニッシュした。
相手守備を無力化した衝撃弾は、国内外で大反響。ドリブルで敵陣を切り裂いたスーパーゴールへの賛辞が止まないなか、スポーツチャンネル「SPOTV NOW」の公式YouTubeチャンネル上で、三笘本人が得点シーンを解説する1本の動画がアップされ、驚愕弾を振り返っている。
「どの時点でゴールを意識したのか?」と問われた三笘は「1人目を抜いたあとですね」とコメント。「うまく(フリオ・エンシソ選手が)相手DFを釣ってくれてスペースを空けてくれた」「もともとはワンツーというか近くで受けようとしていたので、僕がカットインした時に動きを変えてくれた」と、解説した。
また、DFペルビス・エストゥピニャンの追加点をお膳立てした後半1分のアシスト場面については「ボールが跳ね返ってシュートを打つか中を見た時に、うしろにエストゥピニャン選手がいて声も聞こえましたし、シュートを打つ前の段階で(パスに)変えました」と回想。得点、アシストとも一瞬の冷静な判断から生まれていたことが明かされた。
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