遠藤航とクロップ「合流→特急称賛」 名将が日本人MF絶賛の“初対面”場面に韓国驚き

リバプールの遠藤航とユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールの遠藤航とユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

リバプールで初対面を果たした遠藤とクロップ監督の姿に韓国メディア注目

 イングランド1部リバプールはドイツ1部シュツットガルトから日本代表MF遠藤航を獲得。ドイツ人の名将ユルゲン・クロップ監督は30歳の日本人ボランチ加入に喜びを露わにしたなか、韓国メディアはクラブ合流直後、指揮官と“初対面”した場面に注目している。

 30歳の遠藤は、18年夏にJ1浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンへ完全移籍し、自身初の海外挑戦を果たした。19年夏にドイツ2部(当時)シュツットガルトへレンタル移籍。翌年に完全移籍へ移行し、リーグ戦21試合1得点の成績を残し1部昇格へ貢献した。

 2020-21シーズン以降、チームの主軸へ定着し、翌年からはキャプテンに就任。ブンデスリーガで20-21シーズンから2年続けて“デュエル王”に輝くなど抜群の守備力を発揮し、ドイツ国内での評価を高めたなか、世界最高峰とも言われるプレミアリーグへの移籍を掴んだ。

 遠藤のリバプール入りは今月17日に急浮上。MFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョの主力2選手がサウジアラビアへ移籍し、とりわけ守備的MFの補強が急務となっていたところに、遠藤に白羽の矢が立った。現地時間18日、正式契約が発表されると「夢が叶った」と喜びを語った。

 19日のボーンマス戦で途中出場しデビューを飾ったなか、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、クロップ監督との初対面シーンに注目。トレーニングセンターに到着した遠藤を待っていたクロップ監督はがっちりと握手を交わし力強く抱擁すると「キミの闘争心と足が本当に必要なんだ。それからフットボール能力、思考」と、賛辞を送りながら歓迎した。

 クラブ公式SNS上にアップされたこのシーンに、「OSEN」は「日本遠藤合流→特急称賛」と見出しを打ち、今夏の補強ターゲットとしての優先度は必ずしも高くなかったものの、プレミア名門クラブから絶大な信頼を寄せられている事実を物語る場面に注目。英国メディア上では獲得に懐疑的な声が聞かれる一方、喜びを露わにする指揮官の振る舞いに対して、驚きを持って伝えていた。

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