8月15日にアル・ヒラルへの移籍が発表

　サウジアラビア1部アル・ヒラルは現地時間8月15日、フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）のブラジル代表FWネイマールの獲得を発表した。今夏、ビッグネームのサウジ行きが相次ぐなかネイマールも続いたことで、PSGで見せたプレー集には「残念の一言」「悲しいよ」と、欧州に別れを告げたスターを惜しむ声が続出している。

　2017年にスペイン1部FCバルセロナからPSGに加入したネイマールは、公式戦173試合に出場し118得点77アシストを記録し、4度のリーグ優勝など多くのタイトル獲得に貢献した。しかし、今シーズンからクラブを率いるルイス・エンリケ監督からは戦力外通告を受けていた。

　今夏のバルセロナ復帰も一部では報じられたネイマールだが、15日にサウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍が発表された。契約期間は2年。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、今後2年間でネイマールが受け取る給与が3億ドル（約436億円）となり、ボーナスなどを合わせると最大で4億ドル（約582億円）という驚異的な数字になると伝えている。

　そんななか、スポーツチャンネル「DAZN」公式YouTubeチャンネルが、「“サッカー王国の10番”がサウジアラビアへ電撃移籍！」と綴り、PSGに在籍していた6シーズンの華麗なプレー集が公開されている。

　卓越したスキルで観る者を魅了してきたネイマールは、フランスリーグでもその実力を存分に発揮。相手を翻弄するドリブル突破やフェイントなど、遊び心満載のプレーが動画に収められ、31歳での中東移籍にファンからは「普通に悲しい」「もっと欧州で活躍して欲しかった」「残念の一言」「泣ける」「時代の一区切り」と落胆のコメントが多く寄せられていた。