飛躍のなでしこMFに警戒態勢? 海外メディアが日本に注目「スウェーデンが厳しい試練に直面」

今大会5ゴールを決めている宮澤ひなた【写真:ロイター】
今大会5ゴールを決めている宮澤ひなた【写真:ロイター】

大会5ゴール中のなでしこMF宮澤に注目が集まる

 オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパン(日本女子代表)を支えるMF宮澤ひなたに、「スウェーデンが次に苦しむことになるかもしれない」と、海外メディアが注目している。

 W杯でC組に入った日本で、宮澤は初陣となったザンビア戦(5-0)で2ゴール。コスタリカ戦ではノーゴールに終わったものの、グループリーグ最終戦のスペイン相手に再び2得点を挙げて4-0の勝利に貢献した。

 続く決勝トーナメント1回戦では、ノルウェー相手にダメ押しの3点目を決める。ここまで大会5ゴールとなり、トップスコアラーとしてFIFA(国際サッカー連盟)からも「ゴールデンブーツ獲得レースの単独トップに立っている」と注目される存在となった。

 今大会の“シンデレラガール”となっている宮澤は、8月11日の準々決勝スウェーデン戦でも活躍に期待が懸かる。スペイン語専門の米スポーツ専門テレビ局「Telemundo Deportes」では「宮澤ひなた、誰も予想しなかったワールドカップ得点王へ」と見出しを取り、日本人MFを特集した。

 記事では「51分に1ゴールという平均得点率」を誇る宮澤を称賛し「今大会で2番目に得点力が高く、3番目に効果的な選手である」と紹介し、なでしこにとっての存在の大きさに触れた。

 同時に控えるスウェーデン戦に関しても「今をときめくゴールスコアラーの下で、スウェーデンが次に苦しむことになるかもしれない」と、さらなる飛躍に期待を懸けている。

 またアルゼンチンのテレビ局「TN Todo Noticias」は「FIFAランキング3位のスウェーデンは、日本との本当に厳しい試練に直面している」と準々決勝に脚光。結果次第ではランキングも変化する可能性があると注目していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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