なでしこの今大会の軌跡をFIFA公式が紹介

　オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ（W杯）で戦うなでしこジャパン（日本女子代表）は、8月5日の決勝トーナメント1回戦でノルウェーと対戦する。グループリーグ3連勝で上がってきた日本を、FIFA（国際サッカー連盟）公式も脚光を当てて紹介した。

　日本はグループリーグ初戦でザンビアを5-0で撃破。続くコスタリカ戦で2-0、最終戦のスペイン相手には4-0の快勝で、3連勝を飾った。C組を1位通過した日本は、決勝トーナメント1回戦でノルウェーと対戦を控えている。

　そうしたなか、FIFA公式も今大会に躍進する日本に注目。「完璧なグループステージを終えた日本代表、夢への挑戦」と見出しを取り、大きくピックアップしている。

「日本代表は、間違いなく今大会最強のチームとして、オーストラリア＆ニュージーランド2023のグループステージを勝ち抜いた。開幕3試合を無失点で終え、ウェリントンでスペインに4-0で圧勝したことは、選手たちに、そしてファンたちに大きな自信を与えた」

　スペイン戦後に「気を抜かずに戦いたい」と、気を引き締めたコメントを残したFW田中美南の言葉も紹介。そのうえで「なでしこたちは、そして彼女たちのファンも、もう一度トロフィーを掲げることができると信じて、グループリーグを突破した」と、躍進を伝えていた。