なでしこMF宮澤、「女子W杯でブレイクしたスター10人」に英紙選出 「旋風を巻き起こした」

ゴールを決めて喜ぶなでしこジャパンの宮澤ひなた【写真:ロイター】
ゴールを決めて喜ぶなでしこジャパンの宮澤ひなた【写真:ロイター】

ここまで4ゴールと得点数で大会トップを走る

 なでしこジャパン(日本女子代表)のMF宮澤ひなたは、7月31日に行われたオーストラリアとニュージーランド共催の女子ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終戦でスペイン相手に2ゴールをマーク。英紙「ガーディアン」は「女子W杯でブレイクしたスター」10人を選出したなか、宮澤もその1人として名前が挙がっている。

 グループリーグ初戦のザンビア戦(5-0)で早速2ゴールを決めて、勝利に貢献した宮澤。途中出場となった第2戦のコスタリカ戦(2-0)では無得点に終わったが、最終戦のスペインとの大一番で持ち前のスピードを生かし、再び2ゴールをマークした。

 4ゴールは今大会ここまでの戦いで最多得点を誇る。そんな宮澤について、「ガーディアン」紙も「女子W杯でブレイクしたスター」10人のうち1人として選出している。同紙では「ザンビア戦とスペイン戦で立て続けにゴールを決め、今大会で旋風を巻き起こしたマイナビ仙台のMF」と宮澤の経歴を紹介した。

「18歳のときにノルウェー戦でA代表デビューを飾る。22年には池田太監督の下でコンスタントにプレーするようになり、今大会での23歳の活躍は、彼女がいかにチームにとって重要な存在であるかを示している」

 得点王も狙える活躍を見せる日本のスピードスターは、英国でも注目の1人として数えられているようだ。

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