「みんな〜待ってるよ」と専属シェフの西氏が夕飯のラインナップを公開

　なでしこジャパン（日本女子代表）は7月31日のオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ（W杯）のグループリーグ最終戦でスペインと対戦し、4-0の完璧な勝利を飾った。専属シェフとして帯同する西芳照氏は試合後、「みんな〜待ってるよ」夕飯のラインナップを公開し話題を呼んでいる。

　日本は大会初戦でザンビアに5-0、第2戦でコスタリカに2-0と2連勝して迎えたスペイン戦。お互い2勝で勝ち点の並んだチーム同士の直接対決は、カウンターから日本が強さを見せた。

　前半だけでMF宮澤ひなたの2ゴールとFW植木理子の得点で3点のリードを奪うと、後半に入っても堅い守備でスペインのポゼッションサッカーに対抗。後半40分には途中出場のFW田中美南が右サイドを突破し、自らゴールを決めて4-0の完勝を収めた。

　歓喜の渦に包まれ、見事グループリーグ首位通過が決まった日本。8月5日の決勝トーナメント1回戦では、A組を2位通過したノルウェーと対戦する。試合を終えたなでしこを待っているのは、なでしこ戦士の身体を支える西氏らシェフたちが作る夕食だ。

　西氏は公式X（旧ツイッター）で「一位抜け！応援ありがとうございました。今夜はキャプテンのリクエストでスープスパとフォー。みんな〜待ってるよ。#なでしこジャパン」とメッセージを添えて食事のラインナップを投稿。なでしこジャパン主将の熊谷紗希の希望に沿ったメニューを用意したという。

　ずらりと並んだ豪華な食事にファンも反応し、「西さんのご褒美」「心強すぎる味方」「勝った後の最高のご褒美だ」「めっちゃ美味そう」「食べてみたい」「連勝の原動力」「西シェフの選手への愛情がてんこ盛り」とたくさんのコメントが寄せられた。

　栄養たっぷりの食事で、試合で消耗した選手たちの身体も回復も待ったなし。5日のノルウェー戦に向けて、西氏らシェフたちのバックアップを背に、なでしこのさらなる飛躍に期待が高まっている。