スペイン戦に4-0で勝利

　なでしこジャパン（日本女子代表）は7月31日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ（W杯）のグループリーグ最終節スペイン戦に4-0と快勝。グループリーグを3戦全勝で突破した日本をブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が称賛している。

　序盤からスペインに押し込まれた日本だが、鋭いカウンターからゴールを量産。90分を終えて4-0で勝利し、グループCを3戦全勝で首位通過した。

「グローボ・エスポルチ」は「日本がスペインを叩きのめし、グループリーグを100%で終えた」と、全勝での決勝トーナメント進出を報じた。さらに「日本はグループリーグを100%の成功で終えた最初のチームとなった。そして、3勝目はスペインという大会の優勝候補から挙げている」と、報じた。

　また、3本のシュートで3ゴールを挙げた日本のカウンターの鋭さを伝えるとともに、「後半に日本はさらにスペインにポゼッションさせて、カウンターによる攻撃に賭けた。スペインはフィニッシュのチャンスを作ったが、枠を捉えられなかった」と伝え、「それが実ったのは後半37分。フリーキック（FK）のあと、FW田中美南は長い距離をゴールに向かえって走り、左足を振り抜いて、ボールを対角にゴールへ突き刺した。ゴラッソだ」と、田中のダメ押しゴールを伝えた。

　決勝トーナメント1回戦では、過去9大会すべての女子W杯に出場しているノルウェー女子代表と対戦することになったなでしこジャパンは、どのような戦いを見せてくれるだろうか。