高校サッカー総体、前橋育英×東山の一戦はPK決着 名門校が続々と3回戦進出

名門校が続々と3回戦に進出(写真はイメージです)【写真:中戸川知世】
名門校が続々と3回戦に進出(写真はイメージです)【写真:中戸川知世】

前橋育英はPK戦の末に東山を撃破

 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)は、7月30日に北海道で男子サッカーの2回戦が行われた。名門の前橋育英(群馬)と昨年の全国高校サッカー選手権で準優勝の東山(京都)の対戦は、PK戦の末に前橋育英が勝ち抜けた。

 9時30分スタートの第1試合で対戦した両者は、0-0のままPK戦に突入。ここでも譲らない勝負になったが、前橋育英がPK戦のスコア5-3で3回戦への勝ち抜けを決めた。また、1回戦で7得点の勝利を奪った尚志(福島)は徳島市立(徳島)に6-2の勝利と2試合で13得点。この日は前半を2-2で折り返していたが、後半に4得点のゴールラッシュを見せた。

 12時開始の第2試合では名門校も次々に登場。プレミアEASTで首位を独走する青森山田(青森)は國學院久我山(東京1)に5-2で勝利。30回目の出場となっている市立船橋(千葉)は大津(熊本)と0-0から持ち込まれたPK戦のスコア8-7で16強入りを決めた。また、昨年度の選手権を制した岡山学芸館(岡山)は山梨学院(山梨)に2-1で競り勝った。

 14時30分開始の第3試合では、米子北(鳥取)が東福岡(福岡)に5-1の大差勝ち。国見(長崎)は2-0で帝京第五(愛媛)に勝利して翌日の3回戦へと進出した。7月31日には第1試合で前橋育英と尚志が対戦するなど、ベスト8進出をかけた戦いが繰り広げられる。

<第1試合>
徳島市立(徳島)2-6尚志(福島)
札幌第一(北海道3)2-3帝京大可児(岐阜)
成立学園(東京2)1-3桐光学園(神奈川1)
矢板中央(栃木)3-1東邦(愛知)
高川学園(山口)4-0札幌創成(北海道2)

<第2試合>
市立船橋(千葉)2-2(PK:8-7)大津(熊本)
岡山学芸館(岡山)2-1山梨学院(山梨)
羽黒(山形)1-4高知(高知)
関西大学第一(大阪2)0-2明秀日立(茨城)
青森山田(青森)5-2國學院久我山(東京1)

<第3試合>
帝京第五(愛媛)0-2国見(長崎)
金光大阪(大阪1)1-1(PK:5-3)武南(埼玉)
米子北(鳥取)5-1東福岡(福岡)
富山第一(富山)1-1(PK:4-5)日大藤沢(神奈川2)
旭川実業(北海道1)3-2帝京長岡(新潟)

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