鎌田大地に朗報か 伊連盟、英&スイス国籍選手は“EU圏扱い”に変更…ミランは圏外選手あと1人獲得可能に
2023-24シーズンから適用
イタリアサッカー連盟(FIGC)は現地時間7月26日、イタリアのサッカーリーグにおける規約の変更を発表。イギリスとスイスに国籍を持つ選手がEU圏内の選手と全てにおいて同様に扱われるとした。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」によると、これはイタリア・セリエAを運営するリーグ機構からの要請を受けて議論されたものだという。そのうえでFIGCが提案を受け入れる形で規約が変更され、2023-24シーズン、つまり現段階から変更されるとした。
これにより、例を挙げればACミランでは今季イングランド・プレミアリーグのチェルシーから獲得した同国代表MFルベン・ロフタスチークがEU圏外選手の扱いからEU圏内選手と同様に扱いが変わる。そのため、先日スペインのビジャレアルからナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼを獲得して2人の枠を埋めたことになっていたところから、さらに1人EU圏外の選手を獲得できることになった。
このミランのEU圏外選手枠の問題は、日本代表MF鎌田大地との契約について問題になっていた。ミラン自体の強化体制と人事面での変化もあって消滅したとされていた鎌田の移籍話だが、この規約変更によって状況が変わる可能性があるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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