鎌田大地獲り、ベティス獲得オファー浮上 「スペインでプレーすることになる」と現地指摘
ベティスが「金銭的なオファー」、ソシエダとの争奪戦展開か
ドイツ1部フランクフルトを契約満了で退団となった日本代表MF鎌田大地の去就を巡り、スペインメディアは同国1部レアル・ベティスが入札に参加し「金銭的なオファーを出した」と報じた。同メディアは同じく獲得に乗り出しているとされる同国1部レアル・ソシエダと争奪戦が繰り広げられると指摘している。
欧州クラブへのフリー移籍が有力視されてきた鎌田の去就を巡っては、イタリア1部ACミラン加入が合意済みと報じられていたものの、同クラブの強化担当者だったパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)らの退団により風向きが一変。契約は白紙に戻されたとも伝えられ、去就動向が注目されている。
鎌田へ関心を寄せるクラブとしてイタリア1部インテルやASローマ、トルコ1部ガラタサライ、日本代表MF久保建英が所属するソシエダが浮上していたなか、スペインメディア「El gol digital」は昨季ラ・リーガ6位のベティスが争奪戦に加わったとし、「鎌田を引き抜くために金銭的なオファーを出した」としている。
同メディアによると、ベティスは10番のMFセルヒオ・カナレスにメキシコから獲得オファーが届いており、移籍を検討中だという。そんななか、カナレスの後釜候補として鎌田が浮上。ソシエダとともに争奪戦に発展するとされ「サプライズがない限り、スペインリーグでプレーすることになるだろう」と指摘している。
記事ではソシエダとベティスの状況にも触れられ、「ソシエダが来季、チャンピオンズリーグでプレーすることが決定打になるかもしれない。しかしベティスは、鎌田にフェキルやギド・ロドリゲスといった他の偉大な選手たちとともに、より重要な役割を与えることで納得させたいと考えている」と指摘。鎌田の去就動向は果たして、どのような結末を迎えるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)