攻撃的MFの4番手以下に転落の香川… 番記者はCLレギア戦がアピールチャンスと指摘

ドルト番記者は「ここまでは期待に応えられていない」と一刀両断

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、ここまでリーグ戦わずか6試合の出場でゴール、アシストともにゼロと苦しいシーズンを過ごしている。ポジション争いの序列も攻撃的MFの4番手以下に落ち、ドルトムント番記者からは「ここまでは期待に応えられていない」と一刀両断されている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 ドルトムントは今季序盤戦で最大11人が負傷離脱するなど野戦病院と化していた。それでも夏の大型補強と若手の台頭により、その窮地を辛うじて耐え忍んできた。リーグ戦では19日に王者バイエルン・ミュンヘンを撃破。22日には、すでにグループステージ突破を決めているなかで、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節レギア・ワルシャワ戦に挑む。

 チームの状態が上向きのなかで、香川は蚊帳の外に置かれつつある。レギア戦では、負傷により今季出場機会のなかったMFマルコ・ロイスが復帰する可能性が高いが、クラブ公式ツイッターの予想先発では公式戦3試合連続スタメン落ちとされている。

 そうしたなかで、ESPNなどでドルトムント取材を重ねているジャーナリストのステファン・ブツコ氏は、本拠地レギア戦は控え組の選手にとってチャンスになると見ている。

「週末に出番のなかったヌリ・シャヒン、シンジ・カガワ、エムレ・モル、セバスティアン・ローデ、クリスチャン・プリシッチ、そしてフェリックス・パスラックらは、チームシートに自分の名前を見つけることができるかもしれない」と、バイエルン戦に出場しなかった選手が起用される可能性を示唆している。

 

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