MLS退団のランパード、プレミア電撃復帰か 38歳ベテランの新天地候補に挙がるのは…

先日、ニューヨークシティFC退団を表明 候補として古巣チェルシーが挙がる

 元イングランド代表MFフランク・ランパードは先日、アメリカMLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨークシティFCから今季限りで退団することを表明したが、現地メディアではプレミアリーグへの電撃復帰が噂されている。

 候補として挙がっているのは、2014-15シーズンに在籍したマンチェスター・シティではなく、かつて中心選手として活躍した古巣チェルシーだ(2001-02シーズンから2013-14シーズンまで在籍)。しかし、現在プレミアリーグで首位と好調なチームを率いるアントニオ・コンテ監督は、ランパード復帰の報道に対して微妙なリアクションを見せている。コンテ監督の母国イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」がコメントを報じた。

 コンテ監督はランパードについて「チェルシーにとって素晴らしい選手であったことは間違いない。多くのタイトルをこのチームと共に勝ち取ってきた、いわばレジェンドと言える存在だ」と絶賛した。

 その一方で、現在のチェルシーに加わるとなれば、話は別のようだ。チェルシーは3バックシステムに取り組み、12試合終了時点で勝ち点28を積んで首位に立っている。リーグ2位の27得点と攻撃的なサッカーを展開しながら、失点はトットナムに次ぐ9失点とリーグ2位の少なさ。攻守のバランスが取れたチームに、サポーターから絶大な支持を得るレジェンドが復帰する可能性についてコメントを求められると、指揮官の口は重くなった。

 

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