クラブリリースで発表、合流予定日は7月4日

　J1名古屋グランパスは6月30日、FW前田直輝が期限付き移籍先のオランダ1部FCユトレヒトから契約満了にともない、復帰すると発表した。合流予定日は7月4日。第2登録期間（2023年7月21日～8月18日）での登録が完了後、公式戦への出場が可能となる。

　28歳の前田は、2021年12月にユトレヒトへ期限付き移籍。自身初となる海外挑戦を果たしたものの、新天地デビュー戦となったリーグ第19節アヤックス戦の開始11分に左足を骨折する怪我を負い、その後のシーズンを棒に振った。

　昨年8月にレンタル契約を1年延長し、2シーズンプレー。22-23シーズンのリーグ戦では11試合に出場した。名古屋復帰となり「リーグ優勝に少しでも貢献できるように、全てをぶつけます」とコメントしている。

■選手コメント

「このたび、名古屋グランパスへ復帰することとなりました。再びグランパスファミリーの一員になることができ、大変嬉しく思います。まず始めに、グランパスに関係する全ての方々へ、1年半僕の想いを尊重していただいたことを本当に感謝いたします。おかげさまで、FCユトレヒトではとても貴重な経験ができ、サッカー選手としても人間的にもとても成長できたと思います。

自分の思い描いたような活躍はなかなか出来ませんでしたが、FCユトレヒトの関係者の皆さんにもたくさんのサポートをしていただき、感謝しかありません。あらためて、グランパスファミリーの皆さん、前田直輝です。ヨーロッパで、もっとサッカーをしたかった想いもあります。けれどもその想いも含めて、まだまだ成長したいですし、そのために努力します。グランパスの目標である、リーグ優勝に少しでも貢献できるように、全てをぶつけます。

スタジアムで皆さんにお会いするのと、個人的には約3年ぶりのチャントを楽しみにしています。これからも前田直輝をよろしくお願いします。」