久保建英のソシエダ移籍は「レアルにとって47億円の価値がある」 英メディアが挙げた理由は?

ソシエダで活躍した久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダで活躍した久保建英【写真:Getty Images】

ソシエダ1年目でリーグ戦9得点7アシストを記録

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、レアル・マドリードから完全移籍をした今季に充実のシーズンを送った。イタリア1部ナポリが獲得に関心を示しているとされるが、英メディア「90Min」は「タケ・クボの移籍がレアル・マドリードにとって3000万ユーロ(約47億3000万円)の価値がある理由」と取り上げている。

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 久保は昨夏、レアルからソシエダへ完全移籍し、5年契約を結んだ。迎えた2022-23シーズン、ラ・リーガ35試合に出場して同リーグで日本人選手最多記録となる9ゴール、さらには7アシストを記録。チームの4位(21勝8分9敗)フィニッシュと、10年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

 記事では、「ラ・レアル(ソシエダ)は素晴らしいシーズンを送り、最終的に4位で終わり、10年ぶりにチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。これは、久保が上位の競争力のあるチームで重要な役割を果たせるという証拠だった」と、センセーショナルだったシーズンに言及。久保の価値は高いと見ている。

「久保がラ・レアルに加入した時、契約解除金は6000万ユーロ(約94億5000万円)に設定されていた。スペイン紙『スポルト』は、レアル・マドリードが50%相当の売却条項を保有しているため、バスクのクラブはオファーが届いてもそれ以下の金額で妥協するつもりはないと報じた。契約上、久保の移籍で得られる金額の半分を(レアル・マドリードに)譲渡しなければならないことを考えると、ラ・レアルが可能な限りの最高額を要求するのは当然だ。もし彼らが6000万ユーロ全額で売却できれば、フリー移籍でカリム・ベンゼマ、マルコ・アセンシオ、マリアーノ・ディアスを失い、エデン・アザールを放出したなか、予算が3000万ユーロ(約47億2000万円)と大幅に増えることになるため、レアル・マドリードにとっては大きな後押しとなる可能性がある」

 ソシエダにとっても、750万ユーロ(約11億8000万円)で久保を獲得できたことは、“最高の買い物”だったと言えるだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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