「岡崎はレスター成功の化身」と英紙が絶賛 代表で先発落ちもプレミアで揺るがぬ評価

昨季5得点も称賛される献身性 「彼は勝者と表現できる」

 日本代表FW岡崎慎司はハリルジャパンで2試合連続の先発落ちとなるなど序列を落としているが、レスター・シティでの活躍に対する評価は依然として高いままだ。英紙「デイリー・ミラー」は、「岡崎慎司はレスター成功の化身」と侍ストライカーを特集し、その存在なしで昨季の初優勝はなかったと絶賛している。

「彼のことは勝者と表現できる。彼の勤勉さは、彼の同僚の昇給を手助けした。彼は(クラウディオ・ラニエリ)監督のお気に入りの一人だ」

 記事ではプレミリーグで最も過小評価されている選手として、岡崎の名が挙げられている。「この尽きることのないエネルギーの塊の存在が、昨季のフォクシーズ(レスターの愛称)が有り得そうもない出来事を実現させた理由の一つ」と断言され、改めてその貢献度の高さが称えられている。

 まさに異例の高評価だ。岡崎は昨季36試合に出場。主に2トップが採用された前線で、FWジェイミー・ヴァーディの補佐役として守備にも献身的な働きを見せた。しかし、得点数は相棒ヴァーディの24点に対して、岡崎はわずか「5」。控えのFWレオナルド・ウジョア(6点)にも劣るものだった。本来FWは得点が評価に直結するポジションだけに、その運動量と献身性で圧倒的な支持を集める岡崎は、まさに異質の存在と言えるだろう。

 

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