鎌田大地のミラン移籍は「なぜ決まらないのだろうか」 専門メディアが楽観視の理由とは?
鎌田はミランを選択もアトレティコやドルトムントの選択肢は消えず
日本代表MF鎌田大地は6月末でドイツ1部フランクフルトと契約満了を迎えるが、新たに契約を結ぶことが有力とされるイタリア1部ACミランとの契約は発表されていない。ミラン専門のニュースメディア「milannews」では、その獲得に楽観的な理由が報じられている。
鎌田は移籍金なしで次のクラブと契約できる新シーズンに向け、ドイツ国内ではボルシア・ドルトムントが獲得に乗り出したとされるが、ミラン行きが最有力という情勢が報じられていた。しかし、今月に入ってミランでは強化責任者を務めるクラブOBかつレジェンドの元イタリア代表パオロ・マルディーニ氏が解任されたことで、契約が白紙に戻る可能性も指摘されていた。
そうしたなかでレポートでは、「鎌田についてのプランは以前から決まっていたが、サインがあるまでは何かが上手くいかないのではないかという不安が常にある。では、なぜ決まらないのだろうか。鎌田の日本の代理人は、まずイタリアで登録しなければならず、その手続きには官僚的に長い時間がかかるからだ。鎌田はミランを選んだが、アトレティコ・マドリードやドルトムントがまだ潜んでいることも忘れてはならない。すべてが上手くいけば、このトレクァルティスタ(攻撃的MF)は4シーズン、年俸300万ユーロ(約4億2000万円)で契約することになる」と、その状況について報じられた。
現在は国際Aマッチウィークで日本代表の活動に参加している鎌田だが、代理人のイタリアにおける手続きが完了すればミランと契約する可能性が高いようだ。現地メディアでは楽観的な情勢が報じられているが、発表の日を待つことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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