CL逃したリバプール、“落胆”サラーの去就は? クロップ監督言及「何も心配はない」

ユルゲン・クロップ監督とモハメド・サラー【写真:Getty Images】
ユルゲン・クロップ監督とモハメド・サラー【写真:Getty Images】

クロップ監督が記者会見でコメント

 イングランド1部リバプールのユルゲン・クロップ監督はエジプト代表FWモハメド・サラーの去就について「何も心配はない」と語った。英公共放送「BBC」が報じている。

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 今季リバプールはプレミアリーグで最終節を残して5位が確定。上位4クラブに与えられるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。CLに出場できないのは2016-17シーズン以来となる。

 この結果を受け、エースのサラーはツイッターで「完全に打ちのめされている。言い訳のしようがない結果だ」に投稿。落胆の色を隠せず、サポーターに謝罪していた。

 現地時間5月26日に行われた記者会見でクロップ監督はサラーの去就を心配しているかという質問に対し、「心配ない。ノーだ。彼の発言を聞いただけだが、その方向につながるようなことは読み取れなかった」とCL出場権の有無によってサラーが退団に向かう可能性を否定した。

「もしある選手が私のところに来て『CL出場権がないから出ていく』と言ったら、その時は私がほかのクラブへ送り届けるよ。『車に乗れ、どこへ行きたいんだ、私が連れて行くよ』と言うよ。

(CLを逃しても)誰もお互いに指を差すようなことはしなかった。それが全てだ。CLに出られないのであれば、最高の順位は5位だ。我々はそれをやってのけた。もし10試合前の段階でそれが可能かと聞かれても、答えはノーだった。もちろん完璧な結果ではないが、素晴らしいことだ」

 今季低迷していたリバプールは4月1日の第29節で王者マンチェスター・シティにホームで1-4と大敗した時点では7位に沈んでいたが、そこから10試合を7勝3分と無敗で駆け抜け、5位まで浮上していた。タイトル、そしてCL出場権も失うなど結果が振るわなかったが、ドイツ人指揮官はサラーも含めてチームは団結していると強調していた

(FOOTBALL ZONE編集部)



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