名古屋OBの吉田が古巣の“内部抗争”報道に沈痛 「中学1年から選手でありファンなので…」

J2降格は「良くないこと」とキッパリ

 日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)は、Jリーグ発足時のオリジナル10の一角である古巣の名古屋グランパスがJ2降格を喫したことについて「良くないこと」とキッパリ。クラブ内部の抗争が表面化する現状に心を痛めている。降格について前向きな姿勢を示した名古屋OBの日本代表FW本田圭佑とは、180度異なる見解を示した。

「落ちることが悪いとは思わない、とは僕は思わないです。落ちるのは嫌だし、良くないですよ。本田さんが言っているように、ポジティブに考えるというか、こうなってしまったことは変わらないし、これを機に生まれ変わってほしい」

 名古屋の下部組織出身の吉田はこう語った。本田と同じく、名古屋からVVVフェンロへと渡り、サウサンプトンにステップアップした。

「僕は3年間プロでやりましたけど、中学1年から名古屋の選手でありファンなので、報道で出てくるネガティブな記事は、心が痛むものがたくさん出てくるなと思います。僕は(今は)外部の人間なので、こうすべきだとは言いづらいですね」

 

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