日本で「今年最も不条理なオウンゴール」 相手プレス→バックパスの不運な失点に海外注目「両手で顔を覆った」

オウンゴールとなるバックパスをする本多勇喜(左)【写真:徳原隆元】
オウンゴールとなるバックパスをする本多勇喜(左)【写真:徳原隆元】

神戸DF本多のバックパスシーンにスペインメディアも言及

 J1リーグで起きたまさかのオウンゴールが、海外でも反響を呼んでいる。5月20日のリーグ第14節、柏レイソル対ヴィッセル神戸(1-1)の一戦で、バックパスがそのまま自陣ゴールへ。「今年最も不条理なオウンゴール」とスペインメディアが報じた。

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 J1で首位を走る神戸が、アウェーの地に挑んだこの試合。前半24分にFW大迫勇也のゴールで先制したが、エンドの変わった後半21分に驚きの失点をしてしまう。MF汰木康也のバックパスを受けたDF本多勇喜がボールをコントロール。ここで柏FW細谷真大が果敢にプレスをかけると、慌てた本多はバックパスを選択する。

 しかしビルドアップのためにGK前川黛也が前へ出ており、ボールは無人のゴールへ。結果として40メートル級のオウンゴールとなってしまった。

 このシーンにスペインメディア「エル・デスマルケ」も注目。「今年最も不条理なオウンゴール」と取り上げ、神戸のオウンゴールを紹介している。

 記事では「彼は信じられず、両手で顔を覆ったまま、地面に身を投げ出して何が起こったかを嘆いた」とその瞬間を伝え、「問題はGKがそこにいないことを確認しなかったことだった」と状況を説明。また、「この惨事にも関わらず、神戸は日本のリーグで首位に立ち続けている」と何とか勝ち点「1」を手にした日本のチームについても触れていた。

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