“パラグアイの英雄”サンタクルスが代表引退! 15日ボリビア戦がラスト「難しい決断だった」
これまで111試合に出場し、歴代最多の32ゴール 02年から3大会連続でW杯出場
パラグアイ代表のストライカーであるロケ・サンタクルスが、代表から引退することを発表した。FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトが伝えている。
現在35歳のサンタクルスは、これまでパラグアイ代表として111試合に出場して32ゴールを決めており、同国歴代最多ゴール記録の保持者でもある。02年の日韓ワールドカップ(W杯)から10年の南アフリカW杯まで3大会連続出場を果たしたパラグアイの英雄だが、11月10日のロシアW杯南米予選ペルー戦と15日の同予選ボリビア戦を最後に、代表活動を終えるという。
「これは難しい決断だったけど、いつかは決めなくてはいけないことだった。クラブでのプレーに専念する時が来たと感じたんだ。まだ十分に良いプレーができると感じられる間に引退できるのが嬉しいことだ」
ベテランストライカーはこう語っている。パラグアイは現在、南米予選で勝ち点15の7位と苦戦しているが、首位のブラジルとはわずかに勝ち点差6の大混戦と上位浮上の可能性もある。上位4カ国が本大会への出場権を獲得し、5位は大陸間プレーオフに回るレギュレーションのなか、残り8試合でW杯出場権を得るチャンスは決して小さくない。
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